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インスタントコーヒーの行方

最近はインスタントコーヒーを良く飲み、その行き先や飲む理由に思いを馳せますが、コーヒーについて研究しているわけではありません。

今井哲也『アリスと蔵六』

アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)

新年度になり、全く更新する気配を見せませんが、自分自身でも久しぶりにアクセスしました。自分のブログだというのに。

最近、今井哲也さんが新作を出しましたので、簡単にご紹介。『コンテンツ文化史研究』4号でインタビューをさせていただき、昨年度は学会大会にもご登壇いただきました。非常にためになる、お話でした。そのうち学会誌に掲載されると思います。思いますといいますか、自分が編集幹事ですので、載せます。

さて、新作は前作『ぼくらのよあけ』での魅せる技術がさらにレベルアップしており、2巻への引きも絶妙です。魅せる技術と書いたのは、画面構成だけでなく、物語の構造も含めてですね。日常と非日常の境界線を違和感なく融合させ、さらにはそれらが包括的・総体的にファンタジーかもしれない、SFかもしれないと感じさせないまま、読者が没入できるように描いているのは見事です。頑固親爺が存在しているのか、こんな…云々と描かれている「日常」すらファンタジーとして作品へ溶け込ませています。

とりとめもなく書きましたが、ブログは書きこむ場所(空間?)が広大に見えて、キーボードを打つ手が止まります。