表現論1で最近、読んだもの
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科(長い名前ですね)で開講されている表現論1という授業を前期は担当しています。教員のセレクトした短編を毎週、読むという基礎的な作業に特化した授業で1年生が多く受講しています。昨年度は赴任のあと、どたばたしながら授業を進めましたため、次は読む短編を一新しようと決意した昨年度末。それが何をもたらしたかというと毎週、新鮮な気持ちで読みなおしができるということです(毎週、予習が大変という自堕落なことを言いたい)。
とはいえ昨年度の授業は備忘録をブログで書いておこうと思いながら、途中から忘れていきましたが、今年は15回目まで記録しておきたいです。
ついでに4回目の授業では以下も流しました。
ZERO23という雑誌に少し出ています。
【拡散希望】山形の情報誌『ZERO☆23』の今月号(2015年5月号)に、オレ(吉田正高)と文芸学科の玉井先生の対談が載ってます☆ テーマは「新入生にオススメの漫画」♪ 玉井先生のカッコいいお話を受け、オレがひどい話をしてます(笑) pic.twitter.com/GWVrnbQtBQ
— 吉田正高 (@yoshidamasataka) 2015, 5月 1
と吉田正高さんがつぶやかれているように、『ZERO23』という雑誌に出ております。話した内容の10分の1ぐらいしか書かれていないので、以下、その時、話に出た作品群(私が持ってきたものだけ)を挙げておきます。なお、誌面にて既に取り上げられている作品に関してはこちらでは書きません。要は雑誌を買ってくださいということです。
話は色々と脱線しましたが、一言でテーマを書くと「新入生よ、孤独を愛せ」です。
論文が出ていました。
既に5月の連休中ですが、3月末に紀要論文が出ていました。
玉井建也「幕末期における瀬戸内海社会―長州戦争前後において―」(『東北芸術工科大学紀要』22号、2015年3月)
どこかで見かけましたら、お手に取ってください。
青木淳子『パリの皇族モダニズム』(角川学芸出版、2014)
著者の青木さんより御恵贈いただきました。まことにありがとうございます。東大情報学環時代には大変お世話になりました。その際、この本に書かれていることなどを聞いたりしておりましたので、何とも感慨深く読ませていただきました。
玉井建也「翻案作品に見る少女-小原眞司作品を通じて-」
立命館大学ゲーム研究センターにて発表しました。
立命館大学ゲーム研究センターにてお話をさせていただきました。先生方、参加者の皆様、ありがとうございました。
http://www.rcgs.jp/2015/01/20146.html
日時 2015年1月8日(木)17:00~19:00
場所 立命館大学(衣笠キャンパス)学而館2階・第2研究会室
事前申込み 不要
タイトル フィクションと歴史イメージ
発表者 玉井建也(東北芸術工科大学専任講師)
これに先立ちまして細井浩一先生の授業「コンテンツビジネス論」にても、お話しさせていただきました。こちらはアニメ聖地巡礼に関する話です。参加された学生さんの皆様ありがとうございました。両方ともに貴重な意見をいただけまして、今後に生かしていきたいと存じます。