インスタントコーヒーの行方

最近はインスタントコーヒーを良く飲み、その行き先や飲む理由に思いを馳せますが、コーヒーについて研究しているわけではありません。

表現論1で最近、読んだもの

東北芸術工科大学芸術学部文芸学科(長い名前ですね)で開講されている表現論1という授業を前期は担当しています。教員のセレクトした短編を毎週、読むという基礎的な作業に特化した授業で1年生が多く受講しています。昨年度は赴任のあと、どたばたしながら授業を進めましたため、次は読む短編を一新しようと決意した昨年度末。それが何をもたらしたかというと毎週、新鮮な気持ちで読みなおしができるということです(毎週、予習が大変という自堕落なことを言いたい)。

とはいえ昨年度の授業は備忘録をブログで書いておこうと思いながら、途中から忘れていきましたが、今年は15回目まで記録しておきたいです。

宝石 ザ ミステリー2014冬

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

まもなく電車が出現します (創元推理文庫)

  • 坂口安吾「ああ無情」(『明治開化 安吾捕物帖』角川文庫、2008)

明治開化  安吾捕物帖 (角川文庫)

ついでに4回目の授業では以下も流しました。

UN-GO 第1巻 初回限定生産版Blu-ray

創作演習1 第4回目で取り上げた作品群

東北芸術工科大学芸術学部文芸学科で行われている2年生の必修授業である「創作演習1」を担当しています。創作を志す学生さんも、そうではない学生さんも受講するわけですが、この授業では物語論を集中的に取り上げて、皆さんで考えております。そして第4回目は事例紹介としていくつかの漫画作品を取り上げたので備忘録を兼ねて書き記しておきます。

なお、下記作品を取り上げた理由は至極単純で授業準備をしているとき、手近にあったからです。それだけです。

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)

明治メランコリア(1) (BE LOVE KC)

ラララ (1) (ヤングガンガンコミックス)

ラブやん(1) (アフタヌーンKC)

電波教師 1 (少年サンデーコミックス)

ふたりの恋愛書架 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

銀のニーナ(1) (アクションコミックス)

ストレッチ 1 (ビッグコミックススペシャル)

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

黄昏乙女×アムネジア 1 (ガンガンコミックスJOKER)

港町猫町 (フラワーコミックスアルファ)

HUNTER X HUNTER26 (ジャンプ・コミックス)

女子かう生(2) (アクションコミックス)

暁星記(1) (モーニング KC)

ウィッチクラフトワークス(1) (アフタヌーンKC)

怪盗ルパン伝 アバンチュリエ(1) 公妃の宝冠 (ヒーローズコミックス)

SKET DANCE 8 (ジャンプコミックス)

ZERO23という雑誌に少し出ています。

吉田正高さんがつぶやかれているように、『ZERO23』という雑誌に出ております。話した内容の10分の1ぐらいしか書かれていないので、以下、その時、話に出た作品群(私が持ってきたものだけ)を挙げておきます。なお、誌面にて既に取り上げられている作品に関してはこちらでは書きません。要は雑誌を買ってくださいということです。

月曜日は2限から 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS)

BLAME!(1) (アフタヌーンKC)

星とレゲエの島 (角川文庫 (6143))

退出ゲーム (角川文庫)

話は色々と脱線しましたが、一言でテーマを書くと「新入生よ、孤独を愛せ」です。

論文が出ていました。

既に5月の連休中ですが、3月末に紀要論文が出ていました。

玉井建也「幕末期における瀬戸内海社会―長州戦争前後において―」(『東北芸術工科大学紀要』22号、2015年3月)

どこかで見かけましたら、お手に取ってください。

青木淳子『パリの皇族モダニズム』(角川学芸出版、2014)

著者の青木さんより御恵贈いただきました。まことにありがとうございます。東大情報学環時代には大変お世話になりました。その際、この本に書かれていることなどを聞いたりしておりましたので、何とも感慨深く読ませていただきました。

パリの皇族モダニズム

玉井建也「翻案作品に見る少女-小原眞司作品を通じて-」

告知を忘れておりましたが、文章が発表されていました。

玉井建也「翻案作品に見る少女-小原愼司作品を通じて-」(『まぐま』PB7、34-43p、2015)

先日の冬コミでは既に頒布されておりましたが、一般流通は1月だそうです。こちらのサイトでご確認ください。「アニメヒロインと少女文化」という特集ですが、私は小原愼司作品について語っています。


地球戦争(1) (ビッグコミックス)

星のポン子と豆腐屋れい子 (アフタヌーンKC)

菫画報 1 (アフタヌーンKC)

二十面相の娘 1 (MFコミックス)

ぼくはおとうと

コジカは正義の味方じゃない 1 (コミックフラッパー)

パノラマデリュージョン 1 (アフタヌーンKC)

二十面相の娘 1 (初回限定版) [DVD]

立命館大学ゲーム研究センターにて発表しました。

立命館大学ゲーム研究センターにてお話をさせていただきました。先生方、参加者の皆様、ありがとうございました。

http://www.rcgs.jp/2015/01/20146.html
日時 2015年1月8日(木)17:00~19:00
場所 立命館大学衣笠キャンパス)学而館2階・第2研究会室
事前申込み 不要
タイトル フィクションと歴史イメージ
発表者 玉井建也(東北芸術工科大学専任講師)

これに先立ちまして細井浩一先生の授業「コンテンツビジネス論」にても、お話しさせていただきました。こちらはアニメ聖地巡礼に関する話です。参加された学生さんの皆様ありがとうございました。両方ともに貴重な意見をいただけまして、今後に生かしていきたいと存じます。