インスタントコーヒーの行方

最近はインスタントコーヒーを良く飲み、その行き先や飲む理由に思いを馳せますが、コーヒーについて研究しているわけではありません。

2014-01-01から1年間の記事一覧

学会発表

あっという間に1週間が経過しておりますが、先月22日に喋ってきました。 玉井建也「時代小説とファンタジー-剣豪イメージの変容と受容-」(コンテンツ文化史学会2014年大会、東海大学高輪キャンパス、2014年11月22日) 具体的には岩見重太郎の話です。学習院…

ゼミ、ゼミ

気がつくと更新を忘れます。備忘録。備忘録。 橋本嘉代「ライフスタイルの多様化と女性雑誌──一九七〇年代以降のセグメント化に注目して」(吉田則昭・岡田章子編『雑誌メディアの文化史』森話社、2012) 2週間前のゼミで読みました。女性雑誌やファッション…

最近書いたもの

玉井建也「物語文化とコンテンツツーリズム――舞台になれば良いわけではない」(『α synodos』vol.160 2014.11.15) 寄稿いたしました。電子マガジンですので、こちらよりお買い求めください。錚々たるメンバーの中で恐縮しております。

ゼミ

11月12日のゼミは以下の物を読みました。 鈴木雅雄「瞬間は存在しない」(鈴木雅雄編『マンガを「見る」という体験―フレーム、キャラクター、モダン・アート』水声社、2014年) 非常に刺激的で面白い論集ですね。 恒川光太郎「夜行の冬」(『竜が最後に帰る…

ゼミ

大橋崇行『ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために』(笠間書院、2014) ゼミの何回目かはカウントしていませんが、今週は大橋さんの新刊を読みました。特にキャラクター論の部分です。

授業で読んだ論文など

思い出しながら書いております。 香月孝史『「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う』(青弓社、2014) 日本語表現基礎にて香月さんの文章を読みました。私はアイドルに関して、それほど詳しくないので大変参考になります。 小山昌宏『宮崎駿マンガ論―…

ゼミは続きます。

ゼミは続いております。ブログの更新は続きません。不定期です。ゼミでは以下のものを読みました。 似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」(『この部屋で君と』新潮NEX文庫、2014年) 3回目ゼミにて講読。ムカデ最高。 一柳広孝「境界者たちの行方」(米村みゆき編…

後期ゼミも開始です。

後期のゼミも開始となりました。初回はガインダンスでしたので、実質2回目からスタートです。 小松エメル「消えた箱の謎」(『猫とわたしの七日間』ポプラ文庫所収) ゼミ2回目で読んだのはこちらです。小松エメルを取り上げながらも時代小説ではない!とい…

後期が開始になっております。

全くもって更新しておりませんでしたが、既に後期の授業が開始になっております。前期は備忘録として授業でメインとして取り上げた作品や論考を、このブログに書いておこうと考えておりましたが、それすら忘れていました。備忘録の備忘録が必要です。 井手口…

コミケに参加します。

今年も夏コミに参加します。よろしくお願いします。 http://www.contentshistory.org/2014/08/11/1453/ 下記の要領でコミックマーケット86に参加いたします。お近くに御寄りの際は足をお運びください。【日 時】 2014年8月17日(日) 【場 所】 東京ビッグサ…

花小路文学賞のお知らせ

花小路文学賞がこのたび創設されました。山形市の昭和レトロな飲食街である「花小路」を舞台にした短編小説を募集しております。私も審査員として関わらせていただくことになりました。ぜひ、一度、花小路に足をお運びいただければ幸いです。なお、詳細に関…

教員の本棚(in オープンキャンパス)

先日のオープンキャンパスでは多くの皆さんにお越しいただきまして、まことにありがとうございました。オープンキャンパスでは「教員の本棚」として文芸学科所属教員の所蔵本を10冊程度並べて、皆さんにお見せしています。他の先生からは「清々しい」と言わ…

東北芸術工科大学 春のオープンキャンパス

明日ですが、オープンキャンパスがございます。本学への進学をご検討されている方はぜひご参加ください!文芸学科では一行で小説を書いてみるという「一行小説」や、製本作業を実際に自分でやってみる「手製本」のイベントが開催されます。また、「文芸カフ…

エディトリアル演習

備忘録は続きます。東北芸術工科大学芸術学部文芸学科におけるエディトリアル演習、いわゆるゼミです。ゼミはいくつかの時間に分かれており、1コマ目であるエディトリアル演習は3年生中心のゼミです。こちらでは来る卒業研究・卒業制作を前に論文を読むこと…

表現論1

さて、新任教員の日々を慌ただしく過ごしていると自分が何をやったのかを忘れていくので、授業で取り上げた作品などを備忘録として書いておきます。東北芸術工科大学芸術学部文芸学科の授業「表現論1」で取り上げている作品群です。 表現論1第1回 キノの旅 (…

たまこラブストーリー

まるで備忘録のようですが、本日の某委員会前に『たまこラブストーリー』を見てきました。鳥だの何だのを排除し(同時上映の短編にし)、秀逸なる青春群像劇がそこには描かれておりました。『たまこラブストーリー』ロングPV - YouTube

『神社巡礼-マンガ・アニメで人気の「聖地」をめぐる』

岡本健さんにお声かけいただきまして、『神社巡礼-マンガ・アニメで人気の「聖地」をめぐる』に寄稿させていただきました。一般向けの書籍ですが、読んでいただく皆様の研究の一つの指標になればと思います。ちなみに私が担当したのは『朝霧の巫女』、『高天…

玉井建也「近世日本における漂着民送還と瀬戸内海」

論文が出ておりました。図書館などで目に留まりましたら、よろしくお願いします。 玉井建也「近世日本における漂着民送還と瀬戸内海」(『共立女子大学文芸学部紀要』60号、2014年、pp1-15) こちらで公開されております。

この4月より

4月より東北芸術工科大学芸術学部文芸学科専任講師として赴任いたしました。まだ新生活が落ち着いておりませんが、今後ともどうぞ、よろしくお願いします。

いくつか書いたものが発表になっています。

玉井建也「「文部省往復」からみる明治初期の「大学」成立過程」(『東京大学史紀要』第32号、2014年3月、pp.1-13) 玉井建也「小野秀雄関係資料『磐手新聞』について」(『東京大学大学院情報学環社会情報研究資料センターニュース』第24号、2014年3月、pp.…

日本デジタルゲーム学会若手奨励賞

いただきました。確か第4回目であったかと思います。今後とも賞の名に恥じぬよう研究活動に尽力してければと思います。画像はシリアスゲーム研究で著名な藤本徹さんにいただきました。賞状をいただいているシーンです。AI研究者である三宅陽一郎さんに撮影い…